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呼吸する防水 屋上防水エアーコントロール工法 産学連携開発のソーラーJ E T 脱気筒で防水下地の劣化要因を自律強制排気
技術データ
新型脱気筒図面 屋上平部通気材取付工事施工要領書
通気材工事手順

・水勾配が大きく狂っている時は、適時下地調整材等で調整する。
・下地は、汚れ、ゴミなど清掃する。
・漏水が起きている時や下地が水分を含んでいる時は、下地目地や旧防水層に穴をあけ、抜けやすくする。(1箇所以上/10mm径/㎡)
・通気材の施工は、はがし可能接着剤、ビス等で仮止めする。

コアコーン通気材はシート幅1,250で、縦横重ねはせずに突き合わせで施工する。突合せ部はテープ止めする。
通気材の施工後、新規防水層の施工方法により、施工する。
①通気材②緩衝材(新規防水工法による)③メンブレン新規防水工法
施工イメージ
脱気筒、吸気筒取付工事

・脱気筒の設置数は、最大で300㎡に1基以上とする。防水層内をより温度低減等の効果を上げたい時や断熱材を入れる工法の時は、150㎡に1基以上とする。
・吸気筒の設置数は、最低でも脱気筒1基に対し、左右2基以上とする。より効果を上げるためには4隅に4基設置が望ましい。廻り笠木全体から吸気する場合は、吸気筒は不要。
・脱気筒、吸気筒は新規防水層、旧防水層を含め、下地まで穴開け施工する。

脱気筒、吸気筒は新規防水層に穴を開けるため、新規防水層との施工は確実に施工する。脱気筒、吸気筒の下筒平部の裏側4辺をシール又はブチルゴム等で防水処理後、4隅をアンカー固定。その後、新規防水層と下筒平部を密着する。
脱気筒は完成後、ファンが稼働しているか、赤色LED稼働ランプの点灯で確認する。
通気・脱気工法施工管理基準
項目 適用条件 備考
自然条件
温度 -10℃~+70℃ DC防水ファン仕様から規定
湿度 最大90%
脱気筒設置箇所
積雪 最大30cm
風速 最大37m/S
現場条件
下地清掃 目視で汚れ、苔等がないこと
下地勾配調整 1/50以上の水勾配があること
下地処理 ・旧防水層は、2mピッチ程度で10㎜以上の穴あけ施工し、
下地から水分が排出できる環境にする。

・シンダーコンクリートの場合は、目地部分に2mピッチ程度で
10㎜以上の穴あけ施工する。
粉鹿V-0等 油分、粉鹿がないこと 電気製品としての性能維持のため
脱気筒が水没しないこと
その他 常時振動があるなど製品が故障しやすい環境でないこと
設計時の注意 脱気筒は最大300㎡/1基、吸気筒は脱気筒を中心に
17m以内に左右2基以上、設置する。
施工時の注意 脱気筒、吸気筒は新規防水層に設置の際、穴を開けるので、
その部分の防水処理は確実に実施すること。
維持管理
ソーラーパネル パネル表面の清掃(1回/5年)汚れやすい環境は適時実施。
DCファン ファンは15年程度が交換目安 期待寿命 40,000時間
技術提供可能地域 全国
関係法令等 なし。
脱気筒主要部安全データ(MSDS)
部位 説明 その他
1.脱気筒 AES樹脂製(品名:ユニブライトUB-311)・AESは、アクリルニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレンの略語。ダイオキシン等有害ガスの発生がないので、使用後は、サーマル処理(燃焼)が可能。 ・耐候性、熱老化性、耐衝撃性、加工性に優れている。
・建材・自動車外装に使用。
2.太陽電池 ・電池部は単結晶シリコン系で安全性に問題がない素材で構成されている。その他金属系部材も有害なものは含まない。
・夏季は、電池表面が80℃前後に達するので、直接、触れないこと。
電菱社製
公称最大動作電力:6.0W
公称最大動作電圧:17.35V
公称最大動作電流:0.35A
開放電圧:21.56V
短縮電流:0.38A
寸法:334×188×16㎜
重量:0.9kg
3.ファン ・フレームは難燃グレード樹脂製(UL94V-0)で有害物質は含まない。その他構成部材も有害なものは含まない。
※UL94V-0 難燃試験

1.いずれの接炎の後も、10秒以上燃焼を続ける試料がない。
2.5個の試料に対する10回の接炎に対する総燃焼時間が50秒を超えない。
3.固定用クランプの位置まで燃焼する試料がない。
4.試料の下方に置かれた脱脂綿を発火させる燃焼する粒子を落下させる試料がない。
5.2回目の接炎の後、30秒以上赤熱を続ける試料がない。
山洋電気社製
定格電圧:12V
使用電圧範囲:10.2~13.8V
定格電流:0.1A
定格入力:1.2V
定格回転速度:2,200min
最大風量:0.65㎥/min
最大静圧:23.5Pa
音圧レベル:23db
使用温度範囲:-10~+70℃
期待寿命:40,000h
4.受金具・止め金具・電池カバー ・受金具は鋼製、止め金具はステンレス・アルミ製を用い、有害なものは含まないもので構成されている。
5.配線 ・配線は三芯線を用いている。材質は、芯線は、銅線、被覆材は塩ビ樹脂製で構成。 銅線は、リサイクル可能。被覆材は、産廃処理。
断熱材入り塩ビシートを施工した例
塩ビシート+アスファルト防水シート(断熱材入り)内の水分状況写真
コアコーン通気材と発泡系通気材
その他の資料
一般住宅やマンション、工場の改修、猛暑対策を兼ねての小中学校の校舎や付帯施設の屋上等、幅広い建物で続々ご採用いただいております。
ぜひ一度、お悩みをお聞かせください。
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